シーズン振り返り 監督 北原勉
―2017/18シーズンは5位という結果になりました。チームとしては確実にレベルアップしていると思いますが、前シーズンより順位が及ばなかった原因はどこにあるのでしょうか。
選手たちは最後まで本当によく頑張ってくれましたが、原因を上げるなら、ここ1本を取りきれなかったことでしょうか。その証拠に、今季優勝、準優勝のチームとは計6試合をしましたが、そのうちの4試合は全てデュースの末に敗れる結果となっており、たかが1点されど1点・・・、1点の重みに泣かされ敗北を喫してしまったことにあると思います。
―チーム目標として「ここ一本を取り切る」を掲げていました。達成度はどのくらいでしょうか。
60%でしょうか。
厳しい数字かもしれませんが、まだまだアランマーレの選手達ならいけるはずなので、期待を込めた意味での達成度です。
―この1年でチームとして成長したところは、どんなところですか。
ディフェンス力です。
昨シーズンと違い、相手の攻撃を一度は凌ぎ、攻撃までおこなえていた。つまり、サーブ・ブロック・ディグを連携させたトータルディフェンスは確実に向上したと思います。また、精神的にも成長しました。昨シーズンまでは若い選手が多く、一旦崩れるとどこまでも崩れてしまう傾向があり、大差で負ける試合が少なくはなかったのですが、今シーズンは1度崩れても立て直すのが早く、僅差で勝敗が決まることが多々ありました。
―最後にファンへコメントをお願いします!
今季もホーム、アウェーの会場に関わらず多くのファンの方々にお越し頂き、誠に感謝申し上げます。このようにファンの皆様と共に戦えたことで、今期も最後まで全力で戦うことが出来ました。また、選手たちは、人としてもアスリートとしても確実に成長してきております。我らアランマーレは『善くて強いチーム』となりファンの皆様に愛され、勝利の喜びを分かち合い、共に成長できる為に、日々の練習に励み、優勝を目指しております。よって、地元の皆様、ファンの皆様の応援無くしてチームの成長及び優勝はあり得ないと思っております。
今季は、このような結果に終わってしまいましたが、来期もファンの皆様と共に成長し、一緒に戦っていきたいと思いますので、どうぞ今後とも宜しくお願い致します!!