ハンドボールとは?
ハンドボールは、1チーム7名で行うスポーツです。スピード感あふれるパスや跳躍してのプレー、ダイナミックなシュート、激しいボディコンタクトなど、様々な運動の要素を持ち合わせ、本場ヨーロッパではサッカーに次ぐ人気スポーツとなっています。
競技の基本的なルール
基本ルール
相手チームのゴールにシュートを決めた得点数で勝敗を競います。
選手交代は交代エリアから何度でも自由に行えるため、試合中も頻繁に選手交代が行われるのが特徴です。
1人の選手がボールを保持できる時間は、3秒までとなっており、ボールを保持したまま3歩まで歩くことができます。(ドリブルをせず、保持している時間。)
なお、ボールをキャッチしたのが空中である場合、着地時点の1歩目は0歩とみなされます(ゼロステップ)。
チーム構成と試合時間
チームはGK(ゴールキーパー)1名とCP(コートプレーヤー)6名で構成されています。GKをはずしCP7名も可能です。
1試合、前半30分・ハーフタイム15分・後半30分で行われます。トーナメント方式の試合に限り、正規時間終了時に同点の場合は延長戦を実施します。
※GKはゴールエリア外でプレー可。(CPと同じ扱いになる)
※中学生以下は試合時間が異なる。
ポジションについて
・GK(ゴールキーパー)
→相手チームのシュートをセーブし、得点を防ぐ役割。時速100Kmにもなるボールをセーブするため、瞬発力や判断力、また、セーブ後は攻撃の最初の起点となるため、CPへに正確にパスを出すコントロール力も求められる。
・PV(ピボット)
→チームの攻撃に欠かせない、縁の下の力持ち的存在。味方の攻撃時にディフェンスをブロックしたりするため身体的接触も多く、フィジカルの強さが求められる。
・LB(左バック)・RB(右バック)
→味方から受けたパスを一気にゴールまで持っていくポジション。相手のディフェンスを素早くかわす俊敏性と、試合を通して走り続ける持久力が必要となる。また、得点を狙いやすいポジションのため、シュートテクニックが求められるポジションでもある。
・LW(左ウイング)・RW(右ウイング)
→角度のない場所から、どれだけ得点を決められるかが重要となるポジション。相手ゴールサイドから自チームゴールサイドまで走る必要があるため、足の速さも求められる。
・CB(センターバック)
→試合をコントロールするチームの司令塔的な役割。試合状況を見てボールをさばきつつ、戦術も決めるポジションのため、コート全体を見渡す広い視野と冷静な判断力、シュート力が求められる。
スローについて
・7mスロー
→明らかな得点機会を反則によって阻止されたとき、守備側選手が攻撃を止めようとゴールエリアに入ったときなどに与えられる。
・フリースロー
→7mスロー以外の違反に対して与えられる。
反則行為について
〔主にオフェンス側の反則〕
・ラインクロス
→ゴールエリアに侵入する。ボールを持っていなくても適用される。6mラインを踏んだ時点で適用。空中やプレーの名残での進入は適用されない(空中でシュートを終えた後など)。
・オーバータイム
→ボールを4秒以上保持する。
・オーバーステップ
→ボールを持って4歩以上移動する。
・ダブルドリブル
→ドリブルしたボールを一度持ち、再度ドリブルする。
・キックボール
→ボールを膝から下で扱う。故意でなくてもほぼ適用される。
・パッシブプレー
→消極的なボール回しをする。攻めあぐねている場合でも適応される。
・チャージング
→ディフェンスに体当たりする。
罰則について
反則行為やスポーツマンシップに反する行為が繰り返された際は以下の罰則が科せられます。
・警告(イエローカード)
→危険なプレー、スポーツマンシップに反する行為と審判が判断した場合に与えられる。
・退場
→警告を2回受けると退場。退場したプレーヤーは2分後に再出場可。警告がチームで合計3枚を超えると、その選手が初めての警告であっても退場となる。3枚に満たなくても、重度の反則や反スポーツマンシップ行為を行うと、一発退場になる場合もある。
・失格(レッドカード)
→同選手が3回退場を受けた場合に提示。ベンチから退場となる。2分後に、別の選手を復帰させることはできる。
・追放
→暴力行為等に適用される。その選手は試合に復帰できず、替わりに別の選手を復帰させることもできない。
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